１９７２年９月～１９７４年１０月まで販売されていた当時唯一のトールボーイ型軽ボンネットバンで現在でも人気があり、価格も高騰している旧車です。約50年前に、それも軽貨物車にオプションでしかも電動のスライディングルーフがあった事を、これを購入するまで知りませんでした。
購入前にも本当にステップバンから取り外した物か確認し、色々と検索していたら付いている画像の確認も出来ました。また、画像にもあるように内張りを外して仮合わせも行いルーフの補強部分とフレームのクボミ部分の位置等が一致する事を確認しました。
手元に届き開けてみいたら、悲惨な幸いモーターの固着も直り、ギア及びワイヤーのらせん状の部位の摩耗もあまり見受けられなかった為、約1ヶ月の時間を要しましたが、見事復活させる事が出来ました。
作業内容として、フレーム部分に関しては錆取り・穴埋・錆の進行を抑える薬剤の塗布・錆止めスプレーで塗装し、水路の部分には液体ゴムを刷毛塗し、水路の下部（内装側）には協力防水テープを貼っています。天板は穴だらけでしたので基本フレーム側と同内容の作業を行い、全面を防水テープを貼って、その上に１２０℃まで耐えられる耐火アクリル板を貼り付け、周囲を耐水コーキング処理をしています。ワイヤー固定部分もアルミ板で補強して作り替えています。スイッチBOXに関しては割れていたのでボンド等で固定しています。また、スイッチも爪が外れていたりバネが無かったりしていたので一部は新品の物を付けています。４つのスイッチがあり単体では機能しているのですが、カプラーに繋ぎテストすると動かないので、回路がおかしくなっているのではないかと思われます。私は配線にあまり知識がない為、追求はしていません。元々パワーウインドウスイッチをダッシュ下に隠して付ける予定にしていました。
尚、内張のカバーに関しては付属致しますが、ボードの割・反りがありますので型取用と思ってください。スイッチBOXのカバーも付いていませんでしたので、天板に使用した素材で簡易的に作ってみました。（多分付いていたんだろうと想像で付けてみました。）

上記内容のような物ですが、見事復活。この先出品されることはほぼ皆無ではないかと思いますので、この機会にお買い求めください。
※取り付けには工夫等必要な為、加工経験が豊富な方・腕に自信のある方のみ入札お願い致します。

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