バイス 万力・津田駒 油圧内臓 マシンバイス VH-125 整備済み

商品説明





新品の頃の輝きに少しでも近づけるようにリペアさせていただいております。

口金周りに至りましては、画像を含めて事細かく説明報告致します。

ご落札後に油圧の操作方法の問い合わせが結構御座いまして、初めて扱う方もいらっしゃるかと思われますので、簡単にご説明させて頂きます。

説明画像2番目左上、カラーを凹にはめ込んだ方がメカ (手動) になりまして説明画像2番目左下、カラーをフリーにして少し油圧ギヤが入った
油圧の効かせ方は、拘束物が口金に密着してから開閉ハンドルを手のひらで少し勢いをつけて、「コツン」と押し込ん貰いましたら油圧が効き出します。

油圧の効き具合のチェック方法ですが適当な角材等を油圧にて拘束後、スピンドル軸に刻まれている3つのメモリの目視と拘束した角材の効き具合を、実際に確かめて下さいましたら宜しいかと思います。

慣れてしまえば非常に効率良く拘束作業が行えまして、こちらの機種は口巾5インチサイズの油圧内臓タイプとしては約30kgと非常に計量で、フライス以外で色々もご使用できるかと思います。

油圧機能のチェック及び計測を行っておりまして、開閉ハンドルを手動にて締めてから油圧に切り替えて説明画像3番目上、MAX 36.84kN ※ と効率良く僅かな力で強力な拘束作業が可能です。

手動にてリア側口金稼働部をスライド及びハンドル開閉、いずれもスムーズにスライド及び開閉作動します。

口金同士の摺合せは、口金同士を密着させた際隙間は見られません。

口金面は、180°水平方向にローテーションを行っておりまして、目立つ様な傷もなく綺麗な方かと思います。

説明画像2番目右下、摺動面に1発約30mm半円及び深さ約1mm程のエンドミル痕が見られます。

ノックピン・ガイドブロック16mm(2個1組)・弊社にて製作しました専用の開閉ハンドルが付属します。

分解清掃後、調整等を行いまして油性塗料を吹付しました。

塗装につきましては、スチール製品全般の大敵錆防止の一環として施してあるもので、焼付塗装ではありませんので若干剥げやすい点と少々の塗装ムラ・塗装剥げがございますところ何卒ご容赦下さい。

製品情報

津田駒工業 VH-125

スペックは、すべて実測

口巾：125mm

口開：前穴：0～94mm 中穴：66～164mm 後穴：132～230mm

口深：50mm

長さ：525mm

高さ：120mm

摺動面高さ：70mm

横幅：200mm

ガイドブロック溝：16mm

取り付け穴径：16mm

専用ハンドル長さ：105mm (真芯)

製品重量：29.4kg (専用ハンドルを含む)

出品商品を商品説明・写真にてご判断していただきまして、御入札の方宜しくお願い申し上げます。

※ 締め付け力チェックはナベヤ製ハンドロードセルにて行っておりまして、画像数値から1.2倍を加算した圧力が正確な数値になりまして、30.7×1.2＝36.84kN 説明画像3番目下、手動にて3kN締めてから油圧にて拘束してMAX値は39.48kNになります。